英語が得意な全受験生は【英検準1級】を取っちゃえ!
今日は英検取得のお話です。私は受験生の時に英検準1級を受験して合格しました。
このおかげでいいことがたくさんあったのでお勧めしていきます。
英検準1級を受験生が取得するメリット
1 センター試験で満点扱い
センター利用入試や、1次試験としてのセンター試験があったりと受験生の多くは避けて通れないものですよね。その試験の英語を満点とみなして合否を判断してくれる学校があるのです。これは学校によって詳細は違うのですがマーチ(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)や関関同立(関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学)などではほとんど適応されますし、国公立も徐々に出てきています。
センター利用でマーチレベルだと3教科85%くらいはとっておきたいところですが、1教科満点とすると残りの2教科は78%の得点率でも合格水準に達します。ハードルが下がりますね。
他にも一般入試の科目を満点にしてくれる大学もあります。
関西大学の外国語学部の全学試験(2019年次)では英検準1級を持っているとみなし満点がもらえます。さらにこの学部は英語の傾斜がハイパー高いので他科目での点数が最低点から逆算するととんでもなく低くなる計算になります。
2018年の全学部入試2/7の合格最低点は253/300です
受験科目は2教科(300点満点)
【国語】国語総合・現代文B・古典B(漢文を除く)(100)
【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(200)
すでに200点分持っているということは現代文と古文で53/100点をとればいいだけです
よほどのことが無い限りパスできそうですね。なんなら特待生が狙いやすくなりそうです。
英検準1級があれば滑り止めの私大の確保が大分楽になります。地方の受験生だと遠征費と受験料でかなりの出費になることがありそうですがセンター利用だと大幅にカットできるのでお金と時間が節約できますね。本命の大学に向けて精神的にも時間的にも頑張りやすそうです。
3教科受験の私立大学だと1教科満点は大きなアドバンテージになる
2 大学で単位になる
これは大学に入って知ったのですが英検は単位になります。ならない学校もあるとは思うのですが私の学校では、入学時に受けたTOEIC、TOEFLの点数を一定基準を満たした人か、その他英語資格を一定成績以上収めた人は、必修の英語の単位が秀(一番良い評価)で出ます。出席命のめんどくさい英語の授業に出ることなく一番いい成績をもらえるのは爆アドです。他の資格の勉強でもしたり、ゆっくり朝ごはんを食べる生活が送れました。
次は難易度です。
英検準1級の難易度
読解
読解は難関私大レベルですかね。京大とかの最難関大学ほどまでは抽象度は高くなかったです。客観方式でもあるので正確に読みこなして、選択肢に惑わされず誤りを切って行く力が必要です。
内容はTOEICに比べて学術的なテーマが中心でした。食虫植物の話とかがあるのでシンプルに読んでいて面白いです。
単語
これは補強する必要がありました。大学受験レベル超えた印象です。ターゲット1800じゃ間違いなく足りません。単語力をダイレクトに問われるパートがあるのでがっつり対策しましょう。
この分野は覚えただけ得点をあげることができるのでモチベーションは維持しやすかったです。大学に入って英語のテキストで出てくる単語とかもあったのでここまでやっておくと大学後も使えそうな単語力が身についているはず。
私が使った参考書はこれ↓
これは、単語1つずつに覚え方が乗っていてわかりやすかったです。例えば接尾語とか接頭語を語源から説明してくれているので、何度か見るうちに難単語の推察ができるようになります。英検準1級になると単語数も大幅に上がってくるので接尾語接頭語の知識は必ず必要だと思います。
さらにレベル別の構成になっているので覚える速度を変えながら勉強できるので効率的な構成だと思います。簡単なところはパラパラと確認して、わからない単語が多くなってきたらスピードを落としてじっくり確認するのが良いと思います。
英作文
そんなに難しく無いです。国公立の対策で英作文を習っていると思うのですがその感じのテンションで書けば大丈夫です。とにかくうめることが大事。配点は長文が大きいので、正味ここでは大こけしない程度にがんばりましょう。
私は試験の時問われていることとずれた回答をしてしまったのですがそれでも部分点が出たので大きな失点にはなりませんでした。
リスニング
辛いです。センターリスニングは満点近くできるつもりだったので余裕こいてほぼ対策せずに行ったらやられました。途中これはヘブライ語かとさえ考えていました。
でるフレーズやシチュエーションがセンターとは違ってくるので単語を把握して聞き慣れておくのがベストです。
こんな感じです。
英検は受験を楽にする
英検には入学前と入学後もずっとお世話になりっぱなしです。
私は高2位からガンガン英語の勉強に力を入れていたので高3の4月くらいのマーク模試では9割以上得点できていました。受験に必要な英語の基礎が磐石なものになったなと言う自信があったのでそれをもうひと伸ばしするためにも英検の勉強を始めました。
年間の流れとしては、5月に申し込んで、6月に筆記を受けて、7月に面接を受けました。
受験までには1回、2回の試験で合格すれば間に合うので自信がある人は頑張ってみて下さい。
英強が優遇される大学入試を活用して最小限の努力でやりたいことをやれる環境を作っていきましょう。
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unagiao.hatenablog.com
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