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【参考書紹介】帰国子女じゃなくても高3で英検準1級取った勉強法

英語が得意な受験生なら英検準1級に届く! 

英検準1級合格のために私が活用したおすすめの参考書と勉強方法を紹介していきます。英検準1級をとったのは高3の夏だったので、最小限の努力で合格することを目標に勉強していきました。他の科目との兼ね合いのなかでミニマムに対策をしたので参考にしてください。

 

 

スタート時の学力

マーク模試

まず、私のスタートの英語力から。高3最初の河合マーク模試では英語180点とっていました。センターレベルの英語はほぼ完成状態にあったと思います。高2までは進研模試の偏差値が50後半となんとも言えない感じでしたが、カリスマ的な英語の先生に出会ってからはやる気を出してここまで点を伸ばすことが出来たところでした。

 

この記事は英語がある程度得意に感じていて、それを武器に受験で戦いたい人や浪人していて他の受験生に差をつけるために英検を取りたい人にぜひ参考にしてもらいたい記事です。

 

勉強を開始した時期

私が英検準1級を受験したのは高3の6月に筆記試験、7月あたりにスピーキング試験でした。そして対策を始めたのは4月の末からです。

 

英語は点も取れて当面の目標が特にないな、と感じていたのと、英検準1級が大学入試に有利に使うことができると知ったので受験を決めました。

 

以前の記事で、英検をとるメリットを解説しています。大学入試だけではなく入学後も役立つのでメリットが気になる方はこちらも見てみてください。

 

単語

英検準1級では語彙問題が25問も出題されるので単語の学習はマストです。正直英検準1級は単語ゲーでした。ここで覚えた単語は語彙問題だけでなく後の長文でも役立つので学習の中心にすべきです。

 単語の教材はこちらを使いました。 有名なものであればでる順パス単があると思うのですが、私はあえてこの参考書を使いました。この温泉にあるパズルのような表紙に一目惚れしました。嘘です。本当はすべての単語に覚え方が説明されてあるからです。

 

本屋で英検対策用の単語帳を複数確認したのですが、覚え方が書いていなくて単語、意味、例文などしか書かれていないものが多数でした。しかし、この単語帳は接頭語や接尾語や語源の知識が単語ごとに載っています。特に語源の説明が出来ないものには語呂合わせが載っています。なんという親切設計。

 

基礎レベル以降の単語の覚え方

センターレベルまでの英単語ならがむしゃらに単語を覚えないと話が始まらないのですが、ある程度語彙が増えてくると接尾語などから意味を類推しながら覚えた方が効率的になります。 

 

英検準1級英単語大特訓の使い方

わかる単語は抹殺 

この参考書ではかなり多くの単語が掲載されてあります。さらに受験生的には効率最優先で学習を進めていきたいところです。なので完璧に意味がわかる単語は完全に無視できるようにバツをつけていました。単語のところに大きくバツと書き2度とみないでいいようにしましょう。

 

難易度順に並んでいるので序盤はたくさんバツがつきます。後半になるとわからないものだらけです。やりがいゾーンですね。

 

ひたすら反復

暗記する場所が明確になればひたすらに暗記していきます。暗記スタイルはそれぞれあると思います。文字を書いたりする人もいるかもしれません。私はなんども見る、という至極シンプルな暗記方法を取りました。

 

単語をいちいち書いていたら時間がかかります。私はそれより反復に時間にかけた方が記憶の定着が進むので見て、意味を考えて、答えを確認、を繰り返していました。

 

反復の時間は細かく刻んでいました。1ページやったら前に戻って、5ページやったらまた戻って、という風にしました。私は頭が鈍臭めなのでかなりすぐ反復するようにしました。

 

1日で3回くらい見て、次の日も確認して3日後にも確認して、という感じで復習していました。

 

効果

この単語帳を100%完璧にしたわけではないのですが、ある程度網羅すると語彙問題のほとんどが解けるようになっていました。客観方式の試験なので正解が直球でわからなくても消去法で答えられました。

 

正直単語を反復して覚えるのならスマホのアプリmikanとかでもできるのですが、接頭語知識などを授けてくれる点からこれに軍配が上がるなーと思いました。

 

長文

長文は私大入試みたいなものです。もちろんセンター英語よりも、抽象度が高かったり、学術的な文章なので難易度は高いです。しかし、自然科学系や社会科学系など様々なジャンルの文章が出題されるので読んでいてシンプルに面白いです。

 

ここでは過去問を解く以外の対策はしませんでした。英検に向けて小手先の対策というのではなく、単語力、構文に対する知識、論理的な読解力、最低限の背景知識があれば問題ありません。

 

これまで使っていた問題集

単語は上であげた通りです。構文に関してはポレポレがおすすめです。これを周回すれば問題なく準1級に立ち向かえるくらいの力がつきます。

 問題文を自分で和訳して解説を読みながら自分で添削しつつ、英文読解のエッセンスを吸収していってください。1週し終わる頃には英文の読み方が変わっています。

 

論理的な読解力を養うためには現代文が基礎となります。ここまでお話を初めてしまうと収集がつかなくなるのでカットしますが、英語の論理的読解には神のような参考書があります。

「先生プリントがたりないです」と発言すれば先生はプリントを配ってくれますが、英語の世界では「So what?」となるようです。ここに言語の差が出ますよね。英語はどこまでも論理的な言語です。

 

この問題集をとけば横山雅彦先生によって徹底的に論理的読解力が鍛えられるのでこの参考書はしっかりと解いて見て欲しいです。さらに巻末には受験英文を読む上で知っておくべきテーマの解説が掲載されています。かなり面白くて役に立つ背景知識です。この本は大好きすぎて受験生の時お部屋に飾っていました。今考えたら少しおかしいですよね。

 

背景知識としてもう1つ使って欲しい参考書がこれです。

 これは多読用として買ったのですが、英文もかなり背景知識の吸収に役立ちましたが、日本語の解説文章もかなり素晴らしいです。深く切り込みすぎず、要点をさらりとまとめてくださっています。ジャンルは倫理から生物や科学などあらゆるものを網羅しています。

 

英語だけでなく、現代文や小論文にも参考になるので机において置きたい本です。

 

作文 

筆記模試などで出題される作文を丁寧に解き直していたので過去問を解く以外に対策はしませんでした。作文は基本的に減点されていくものなので文法を間違えずに問われていることを正面から書いて行けば合格点が取れます。

 

作文は型を作ってしまえばはめるだけでかけるので学校の先生に添削してもらいながらパターンをつかむようにしてください。

 

あくまでも英語なので論理的な文章構成を意識するのもポイントです。主張→主張を支える根拠やデータをのべるという型を大元に何度か解いてみてください。きっとできるようになります。

 

リスニング

リスニングも過去問を解きました。私は帰国子女でもなく留学経験もなかったのですが努力で英語を聞き取れるようになりました。前提として読めないものは聞き取れないです!

 

読めないものは聞こえないよ!

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聞き取れるけど意味がわからないタコ

日本語でも知らない単語ばかり入った言葉を初めて聞くとすべてカタカナで頭に入ってきて意味がわからない、となりますよね。なのでちゃんと準1級レベルの長文やリスニング問題が読めるレベルの英語力が必須です。

 

リスニングに効くのはシャドウィング

私がおすすめするのはシャドウィングです。シャドウィングは英文を聴きながら自分でもすぐにリピートして口に出すことです。

 

これをすることで英語を上から理解できるような頭の使い方が身につきます。自転車を乗るように英語を理解するようにするための訓練です。頑張りましょう!

私が使っていたのは速単必修編と上級編です。準1級受験層であれば上級編から初めてもらっても大丈夫です。レベル感的にはリンガメタリカとかぶるのでどちらかでもいけます。

 

まとめ

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英語力を支えるタコ

英検準1級はセンター9割以降の学力や国公立2次、難関私立レベルの問題がある程度解けるようだったら戦う土台にあると思ってもらって大丈夫です。

 

単語力の増強くらいで受験生は戦えます。ここで覚えた難単語も他の受験生と差をつける1手になりうるので頑張ってみてください。無駄になりません。

 

英検準1級の長文が難しいなーという場合はもっと根本的に英文読解と向き合ってみてください。骨太な英語力をつけるように上で紹介した参考書をやってみてください。本当に世界が広がります。応援しています。

 

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